【元医事課リーダーのよもやま話】女性職員からの評判も左右!? バレンタインの作法

【元医事課リーダーのよもやま話】女性職員からの評判も左右!? バレンタインの作法
2月といえばバレンタインです。
「伝統行事の節分では…?」という声も聞こえますが、市場規模でも、節分の約540億円(推計)を上回る約1250億円(同)。自分で調べて、2倍以上の開きがあることに驚きました。

医事課が女性メインの職場であることは、ほとんどの病院に言えるかと思いますが、バレンタインにチョコをいただけるかどうかには差があるようです。女性多数だからこそ「チョコは渡さなくていいよね」となり、全くもらえない職場もあると聞きます。

わたしがいた職場は幸い、多いと20~30人からいただけていました。実態は、女性職員同士の友チョコの“おこぼれ”に預かっていただけ…かもしれませんが、それでも男としては嬉しいものです。女性職員の皆さんは、チロルチョコでも構いませんので、職場の男性陣にぜひ贈って差し上げてください。

ところで、いただくチョコは女性の年齢層でだいぶ変わってきます。若手からは、面白系のちょっとネタに走ったチョコをもらうことが多いです。
(女性読者の中にも、絆創膏型のチョコを送った方がいらっしゃるのではないでしょうか)。

そして中高年の方々からは、より大人向けのものをいただきます。特に外来受付の責任者だった頃にベテラン看護師からいただいたチョコは、ホワイトデーが恐ろしくなるような高級ブランドでした…(笑)。

そう、男性職員として悩ましいのがホワイトデーです。男性の方々はどのように返していますか?

(1)不公平があると良くないので、全員に同じものをお返しする
(2)一つずつ価格を調べ、それぞれに見合った価格帯のお返しを用意する
(3)「来年は不要」という意思表示も兼ねて、一切返さない
(4)まったくもらわなくても、関係各所に配る

あくまでわたしの返し方ですが…

わたしは、(2)「一つずつ価格を調べ、それぞれに見合った価格帯のお返しを用意する」でした。ただし、部署・グループ単位でお返ししていたため、一つの部署・グループに対しては同じ価格帯で、特別高価なチョコだった方には個人単位で贈っていました。

一方、(1)「不公平があると良くないので、全員に同じものをお返しする」は、高価なものをくださった方には不公平感を覚えさせてしまうので、避けたいという気持ちがありました。
「ならば、高級ブランドを一律で」という考え方もあります。実際、事務長はゴディバを返していて、普段あまり接しない職員からも「事務長は気遣いのできる方」となかなかの評判でした。ただ、わたしには真似できませんでした(事務長の顔を立てるという意味でも)。

(3)は男気を感じなくもありませんが、女性職場においてはかなりリスキーな生き方ではないでしょうか。

(4)の方には頭が下がります。

男性職員の皆さんはどのように返していますか?
また、女性職員の方はどう返してほしいですか?

[adrotate group=”9″]

関連記事

  1. 医師という職業とは―医師への選択、医師の選択(野末睦)

コメント

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。

スパム対策のため、日本語が含まれない場合は投稿されません。ご注意ください。

医師の働き方改革

病院経営事例集アンケート

病院・クリニックの事務職求人

病院経営事例集について

病院経営事例集は、実際の成功事例から医療経営・病院経営改善のノウハウを学ぶ、医療機関の経営層・医療従事者のための情報ポータルサイトです。