なんかすいません。ありがとうございます。増点の返戻があったよ。― 男性医療事務員の戯言

この記事は約2分12秒で読めます

【著者プロフィール】佐々木まるお(ささき・まるお)
愛妻家の30代・男性医事課リーダー。2014年、大手電機メーカー子会社から未経験で医療事務の世界に飛び込む。日常業務のほか業務改善に取り組み、残業30%減などを実現。
ブログ「男性医療事務員の戯言」で医事課職員のキャリアや業務などについて幅広く情報発信中。

(ブログ「男性医療事務員の戯言」2017年11月29日掲載分より転載)

返戻を確認していると年に1回あるかどうかのうれしい返戻がありました。医療事務をやっている人なら基本的に査定や返戻はイヤなものです。できれば無いほうがいいものです。

しかし、今回は国保から冬のボーナスなのか増点の返戻があったので書いておきたいと思います。

基本的に返戻は減点されるもの。良くて現状維持です。

僕の働いている病院で多い返戻は保険証に関する部分です。資格喪失後の受診とか限度額適用認定証などの特記事項の不備なんかです。あとは公費医療の自己負担の部分などですかね。

診療内容と病名の不一致みたいな返戻もあります。

返戻は修正して翌月再請求できるので病院としては収入が1ヶ月遅れるけど大きなマイナス要因にはなりません。

大きく増点されるレセプトの返戻があった。

で、今回の珍しいパターンの返戻です。

入院時に手術をした患者さんですがレセプト点数は10万点をこえています。それなりに大きな手術で材料も多く使用していました。その材料が違うんじゃないですか?って親切に教えてくれたのです。親切!!

スクリューとかプレートとかワイヤーなんかの材料を間違えて算定していたのはこちらのミスです。結果的に3万点も増点になります。病院的には30万円以上の増収になります。これは大きい!

まぁ材料なので増収にはなりますが増益にはそんなになりません。

初再診の返戻なんかは絶対ない。

初診で算定できる患者さんに対し再診で算定していても増点になる返戻なんて絶対にありえません。レントゲンで左右別に算定できるのに算定していなくても増点の返戻なんてありえません。

つまり今回の返戻は珍しいパターンだったのです。

今回、増点の返戻になった理由を勝手に推測してみました。僕が働いている病院は入院の手術をした患者さんのレセプトに対しては必ず症状詳記をつけるようにしています。そしてその症状詳記の中にはしようした材料も記載しています。

その症状詳記に記載した材料とレセプトで算定した材料に違いがあったため返戻になったのだと思います。その結果たまたま3万点の増点になった。というわけです。

本日のまとめ

審査機関がわざわざ「このレセプト増点になるんじゃね?」と考えて返戻してくれることはありえません。今回は症状詳記を添付していたのでうれしい増点の返戻になったのです。

まぁ査定も返戻も少ない方がいいに決まっています。そもそも材料の間違いなんて恥ずかしい限りです。

同じ間違いをしないように対策をしていきたいと思います。

(ブログ「男性医療事務員の戯言」より転載)

<大人気シリーズ>
100床未満病院のための地域包括ケア病床 導入セミナー


病床や建物面積、人員数が限られているからこそ、
2025年までの生き残り策を真剣に考えてみませんか?
地域包括ケア病床をひとつの選択肢にしてみませんか?

★詳細・お申し込みはこちら★

関連記事

  1. 医師という職業とは―医師への選択、医師の選択(野末睦)

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ログイン

◆地域包括ケア病床セミナー◆

2018年1月は「療養病棟」
「100床未満病院」を対象に開催。

【主な内容】
・診療報酬改定に関するゆくえ
・地域包括ケア病床の基本知識
・事例解説、Q&A etc...

詳細・お申し込みはこちら

記事カテゴリー

Facebook

病院経営事例集とは

病院経営事例集は、実際の成功事例から医療経営・病院経営改善のノウハウを学ぶ、医療機関の経営層・医療従事者のための情報ポータルサイトです。