本院リニューアルは2年後、「包括的な医療体制」実現に向けた医師採用―仁医会 牧田総合病院(前編)

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仁医会 牧田総合病院は、急性期医療から在宅期医療まで総合的な医療を提供する東京城南地区の中核病院です。2年後に計画している新病院設立を視野に入れつつ、現在、医師採用活動を進めています。脳外科出身の荒井好範理事長と、3年前から採用人事を担当している本条眞行人事部長にお話を伺いました。

≪今回 インタビューにご協力いただいた方々≫
理事長 荒井好範氏
人事部部長 本条眞行氏

「人を診る」ことのできる医師を募集

-医師採用はどのような背景・ビジョンのもとで進めているのですか。

荒井理事長

牧田総合病院1当院は、「包括的な医療体制により垣根のない医療サービスを提供する」というビジョンを掲げ、急性期医療を大森本院(284床)で、回復期・慢性期と在宅の医療を蒲田分院(120床)で行っています。現在、本院施設の老朽化に伴い2年後に新病院を設立する計画を立てており、これを踏まえて、特に総合内科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、在宅訪問診療の部門で医師採用を進めています。医療技術と人柄の良さを兼ね備え、コミュニケーション力に優れ、病気を診るだけでなく「人を診る」ことのできる医師の入職を期待しています。

-医師に貴院の良さを伝えるとしたら、どのような点が挙げられますか。

本条部長

当院はワンストップで救急から在宅まで包括的に診ておりますので、入職する医師には幅広い臨床の場が用意されています。また、臨床研修や国内留学など医師の学びをバックアップする体制も整えています。医局に壁がなく院内の風通しが良い点や、施設のアクセスが良いといった点もアピールできるポイントだと考えています。

採用に現場の声を反映させる

病院概要―採用業務はどのような体制で進めているのですか。

本条部長
私が窓口として応募や問い合わせに対応しています。私のところで応えられない事柄については、理事長はもとより現場の医局秘書や各科のドクターに問い合わせるようにしています。採用ではタイミングを逃さないことが非常に重要ですので、私はあくまでも窓口としての役割に徹し、いかに迅速に対応するかを重視して業務にあたっています。

荒井理事長

日頃から私は現場の声に耳を傾けることを強く意識しています。採用人事においても、採用すべき人材像や配置すべき部門などは基本的に私と院長とで相談して決めますが、現場から医師補充の要請があった場合などには、当該現場の意見を吸い上げながら採用の方針を検討します。
面接も、院長と私と本条部長に当該診療科のトップを加えた4人体制で行っています。重視するのは人柄ですね。院内コミュニケーションをしっかりとりながら仕事をするというのが当院の方針ですので、患者さんや同僚とうまくやっていける方かどうかが重要なポイントになります。面接で当院の方針を伝え、よく理解したうえで入職してもらいます。入職後に当院のスタイルに馴染めずに辞めていく医師はほとんどなく、定着率は高いといえます。

-入職経路について教えていただけますか。

本条部長

牧田総合病院3ここ3年間ですと、入職者22人のうち、紹介会社からの入職が13人、大学・医師からの紹介入職が7人、当院のHPを経由した入職が2人でした。
紹介会社は6社ほど利用しています。看護職の採用も含め日に10件ほど電話で照会があります。応募者は以前よりだいぶ増えました。

これまでの経験から、紹介会社の担当者としっかり話し込むことが重要だと感じています。当院がどのような方針で医療を提供し、今どういう状況にあり、どのような医師を必要としているかは、ある程度まで話し込まないと伝わりません。紹介会社には、こちらの話を熱心に聴き取り、医師の「人となり」を見きわめフィルターをかけたうえで紹介してくれることを望んでいます。

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