診療報酬改定など、医療業界においては動きの激しかった2014年。『病院経営事例集』で、最も読まれた記事は―?今回は、2014年のページビューランキング(PV)を発表します。
5位:2014年度診療報酬改定で痛手の入院医療、カギは地域包括ケア病棟
5位は、2014年度の診療報酬改定について解説した木村憲洋氏の寄稿記事でした。
2014年度の診療報酬改定は、入院医療にとってとても厳しいものとなりました。木村憲洋氏は、「病院経営の一筋の光明となるのが地域包括ケア病棟入院料であることは間違いない」と指摘。
「地域包括ケア病棟」導入のメリットなどを解説しています。
記事はこちら⇒ https://hpcase.jp/2014_shinryouhoushu1/
4位:なぜ亀田には医師が集まるのか-医療法人鉄蕉会 亀田クリニック
4位は、亀田信吾氏に取材した特集企画がランクイン。千葉県鴨川市という、アクセスが良いとは言えない立地ではありながら、亀田メディカルセンターには1日平均3000人もの外来患者が国内外からやって来るそうです。
研修病院としても人気が高く、亀田メディカルセンターの常勤医師数は約440人(2014年7月現在)にも上りますが、30年前の常勤医師数は、20人程度に過ぎなかったそうです。記事では、医師が集まる医療機関になるまでの軌跡を追いました。
記事はこちら⇒ https://hpcase.jp/kameda1/
3位:病院再建と並行する医師採用 成功のカギは-平成医療福祉グループ
日本慢性期医療協会会長・武久洋三氏が率いる平成医療福祉グループ。医師採用における秘訣を聞いた記事が3位に食い込みました。
経営不振や承継困難などの理由で自力経営できなくなった病院を多く引き受ける同グループでは、関西を中心に約70の病院や介護施設などを運営しています。
病院を継承して立て直す過程では、経営方針の転換による大量退職を防ぐ一方で、「病院のこれから」を担う医師の採用を進めなければならない場合も。病院再建と並行する医師採用をどのように進めているのか。同グループの武久代表と、岡秀幸事業部長に聞きました。
記事はこちら⇒ https://hpcase.jp/heisei-iryofukushi1/
2位:なぜ、近森病院は最前線に居続けられるのか
近森病院の近森正幸院長のこれまでの軌跡を追った特集記事が2位となりました。
全国有数の高齢化率を誇る高知県で、独自の経営スタイルが注目を集める近森病院。病院の機能分化に早くから取り組み、回復期リハビリテーションの充実や栄養サポートなどの取り組みを、全国に先駆けて実施したことで知られます。
近森病院が先駆的に行った取り組みは、診療報酬改定など後押しを受けて、ほかの医療機関にも広がっています。全国に先駆けて新たな挑戦をし続ける背景にある思いについて、近森院長に 取材しました。
記事はこちら⇒ https://hpcase.jp/chikamori/
1位:病床機能報告制度で何が変わるのか
病院経営事例集、2014年に最も注目を集めたのは、病床機能報告制度について言及した、木村憲洋氏の寄稿記事でした。
病床機能報告制度によって報告した内容が今後、どのように利用されるのかは医療機関にとっては死活問題です。
記事では、この制度の背景と、今後の展望について解説しています。
記事はこちら⇒ https://hpcase.jp/byoushokinou-houkoku/
いかがでしたか?ちなみに、トップ10は以下の通り。読み逃していた記事があれば、年末年始にぜひチェック頂ければと思います。
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