結婚相手をどう見つけるか―医師への選択、医師の選択【第10回】

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著者:野末睦(あい太田クリニック院長)

高校時代の出来事で、現在の私に最も大きな影響を与えているのは、妻との出会いです。3年生の時に隣の女子高の学園祭に、中学時代の親友と2人で出かけました。そこで、その親友から、彼の小学校時代の同級生だった妻を紹介されたのです。彼女はその学園祭で、バイオリンの演奏をしていて、演奏が終わった時に紹介してもらったのですが、その時の笑顔に、私は一目ぼれをしてしまったようです。その後、受験勉強の合間に自転車で1時間以上かけて会いに行ったり、初デートではバス停で1時間以上待ったりと、いろいろありました。大学に入ってからは、同級生だった私が幼く見えたみたいで、一度は振られてしまいましたが、2年ほどたってから、お付き合いを再開することができ、結局大学卒業と同時に結婚いたしました。

伴侶をどのようにして探し、決めていくのでしょうか?私の子供たちのところも見て思うことは、高校や大学時代に付き合い始めて、紆余曲折を経て結婚するという場合が多いように思います。そして、これは結構おすすめのパターンではないでしょうか。なぜなら、2人のバックボーンに共通点がたくさんあるからです。高校時代から付き合い始めた場合には、いわゆる地元が一緒です。ですから、言葉や食生活に限らず、生活上のあらゆる細かな習慣が共通の場合が多くなります。好きな季節、住む家の好みなどまで似て来ます。加えて、お正月などの帰省の際には、両方の家を訪れることが可能なので、互いの両親との交流も増えます。結婚相手を選ぶ時のもっとも重要な点ではありませんが、ふるさとが近い人を選ぶというのは、長い目で見るととても安心な選択の一つのような気がします。

大学卒業と共に結婚したことのメリット

結婚の時期も医師にとっては考え処だと思います。医師になって数年間は忙しすぎてお付き合いをしたり、結婚したりする余裕がないことが普通です。大学を卒業するときに結婚するか、ある程度研修が進んだ30歳前後に結婚することが多いパターンだと思います。私自身は卒業してすぐに結婚する選択をしたわけですが、社会人としてのスタートから経験を共有することができたので、とてもよかったと思っています。ただ、こればかりは2人の検討課題なので、自分だけで決めるわけにはいきません。決まった正解などどこにもないですね。

「なぜ医学部進学を選ぶのでしょうか?」への私的結論

医学部進学は受験戦争を勝ち抜いた証である場合もあるでしょう。仕方ないと思います。一生の伴侶はいつ皆さんの前に現れるかわかりません。「この人だ」と感じて出会った人と「今」を大事にして、真剣に付き合っていくことがいいと思います。

≫次回に続きます≪

野末睦(のずえ・むつみ)

結婚相手をどう見つけるか―医師への選択、医師の選択(野末睦)筑波大学医学専門学群卒。外科、創傷ケア、総合診療などの分野で臨床医として活動。約12年間にわたって庄内余目病院院長を務め、2014年10月からあい太田クリニック(群馬県太田市)院長。
著書に『外反母趾や胼胝、水虫を軽く見てはいませんか!』(オフィス蔵)『こんなふうに臨床研修病院を選んでみよう!楽しく、豊かな、キャリアを見据えて』(Kindle版)『院長のファーストステップ』(同)など。

 

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